魚の暗号
教会を歩いていて、いたるところに魚があしらわれてるのが気になったのは
Le Collegiale notre-Dameが初めてだったと思う。
元々のロマネスク様式の静かな造りがより、具象的な形を際立たせるのかもしれない。
魚といえば古くはイエス・キリストの象徴で暗号としてもよく使用されていた。
ギリシャ語で『イエス・キリスト・神の・子・救い主』の頭文字を取るとイクテュス=魚となるのがその所以。
魚の奇跡、漁、食事のシーン、最後の晩餐。キリスト教では色々なところでよく扱われる。
ただその中でも、町や建物に記される魚はその時代の秘密を手渡されたようで楽しくなる。
実はジヴェルニーに向かう途中、車のタイヤがパンクし、
レッカーされてたどり着いたのがこのポワシーの町。
美しく整えられた花々が満開のこの教会は、長い間大切にされている暖かい気配が満ちていた。
落ち込んでた心にはまさに救いの空間だった。
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ノートルダム参事会管理教会
Le Collegiale notre-Dame
14 Avenue du Cep, 78300 Poissy, フランス
https://goo.gl/maps/LAzNvRzv9R12